静かな家里奈がいた頃にぎやかだった家の中も、気がつくと静かだった。葬儀も終わり、気がつくと主人と2人。 私は「里奈のとこに、逝きたい。里奈が1人でさみしいはず!待っててね、 もうすぐ逝くよ。」って、ずっと思ってた。 お父さんが仕事に行き、家の中に1人ぽっち。 気がつくと、おとうさんに最後の電話をしてた。 「里奈がいない事耐えられない。里奈のとこにいくね!ごめんね。」 って・・・。 お父さんも泣いてた。 「J(私)までいなくなったら、俺はどうすればいい?」 その言葉で私はやっと気がついた。 「つらいのは自分だけじゃない。」 って・・・。 お父さんのその一言で、私は立ち直るきっかけをもらった。 「里奈の分まで頑張って生きよう!」 娘の遺影の前で誓った。 ジャンル別一覧
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